台湾 玉山登山 ver.1

玉山、台湾の最高峰に登山に行ってきた。

このブログは玉山登山の記録である。

ver.1では、事前の事務手続きと登山口までの交通手段を記録する。

ver.2では当日の様子を記録したいと思う。

事務手続き編

まず、玉山に入山するには複数の事務手続きが必要だ。

  1. 玉山國家公園への入園申請、抽選申し込み
  2. 排雲山荘への食事と寝袋の申し込み
  3. 現地警察への入山申請

それぞれ思い出しながらではあるが、記録していこうと思う。

 

 

玉山國家公園への入園申請、抽選申し込み

玉山行きたい!となったらまず初めに行うのが玉山國家公園関連の手続きだ。1日当たり、各小屋泊、テント泊、日帰りの人数がそれぞれ決まっているようで、その抽選に申し込む必要がある。排雲山荘に宿泊して玉山頂上を目指すのが一般的なルート。日帰りは現地でもかなり健脚扱いされるらしい。

排雲山荘には、外国人の先行抽選枠が存在するので、そちらに申し込んだ。

まず排雲山荘の抽選申し込み状況をチェックした。4か月前から申し込めて、1か月前に抽選が行われる。

 

台湾國家公園公式HP臺灣國家公園入園入山線上申請服務網→宿營地與床位查詢→玉山宿營地查詢→排雲山荘

から、排雲山荘の申し込み状況を確認することができる。

臺灣國家公園入園入山線上申請服務網

 

今回は申し込み開始直後に4か月先の日程を申し込みし、1か月前に確定の連絡がメールがきた。

申し込みは、

台湾國家公園公式HP臺灣國家公園入園入山線上申請服務網→入園申請→玉山國家公園

の順に進み、全ての欄にチェックを入れて進めるだけ。このサイトは日本語表示ができるので、ありがたい。

 

臺灣國家公園入園入山線上申請服務網


申請送信後、受け付けた旨のメールが送られてきた。その後、抽選日である入山日1か月前に、当選の連絡が来た。(行ってから分かったのだが、この日は外国人枠に申し込んだのが2チームしかなかったようで、外国人枠は埋まらなかったようであった)料金の支払いは、現地の登山口での現金払いを選択した。

 

排雲山荘への食事と寝袋の申し込み

入山が許可されたら、次に、排雲山荘での寝袋と食事のオーダーをした。これは先ほどのHPではなく、排雲山荘のHP排雲山莊‧塔塔加餐廳から行った。

排雲山荘のHP排雲山莊‧塔塔加餐廳→排雲訂餐Meal

排雲山荘公式HP

 

ここから注文票をダウンロードし、記入し、それをメールで送信して終了。ここ玉山では、朝食を午前2時頃に食べて出発し、頂上で日の出を見て、山荘に帰って軽食を食べるのが定番のようだったので、夕食、朝食、ブランチを注文し、その料金は山荘で現金で支払える。

記憶が定かではないのですが、私たちはこれを忘れていて、確か5日前くらいのぎりぎりになってしまいました。玉山に当選したらすぐに行うべきです。

 

現地警察への入山申請

つぎに警察への入山申請を。これはオンラインでも当日現地で記入でもどちらでもよさそう?私たちはオンラインで申請したので、当日警察署でやることは無く、ポリスの皆さんに気を付けて行ってきてね~と言われて終わりました。

オンライン申請フォームの入り口↓

入山案件申辦系統-入山許可證申辦作業

 

 

交通手段編

交通手段として、バス、レンタカー、タクシー、貸切車があげられるが、今回はバスを利用した。阿里山日月潭をつなぐバスが登山口を通過する(上り下り各1日一本)。多くの人が前日、阿里山日月潭どちらかに宿泊して登山口を目指すだろう。特に帰りの際、バスを逃して路頭に迷うこと無いよう、時間はきっちり調べ、計画を立てた。バスを逃したらヒッチハイクするしか無かったです、おそらく。

時刻は当時のものです


行き

日中の飛行機で台湾桃園空港に到着。そこから新幹線(高鐵)を利用して台中まで行き、そこからバスで日月潭(ここは台湾で有名なハネムーンの地らしい、いいところだった)に向かい、宿泊した。

翌日、日月潭から登山口に向かうバスに乗り、排雲登山服務中心最寄りのバス停「上東埔」に到着した。排雲登山服務中心で支払い等終わらせ、登山口までのワゴン車で登山口へ向かった。このワゴン車は服務中心から登山口までの徒歩約30分を送迎してくれる。いっぱいになったら発車するシステムで、その場に停まっていたらラッキー。

 

帰り

玉山頂上から降り、排雲山荘でブランチをいただき、登山口まで下山し、登山口から歩いているところをワゴン車に拾われた。上東埔バス停から、13時半の日月潭行きのバスに乗り、日月潭でバスを乗り換えて台中に向かい、そこで宿泊した。ここで昼過ぎのバスを逃すと登山口で路頭に迷うので、かなり余裕をもって下山した。ちなみにバスは不安になるほど遅れてやってきた。